さて、現在は500社以上がMVNOに参入しているようですが、さまざまな格安SIM会社(MVNO)の中から、どれを選べばいいのでしょうか。
それは、今どのキャリアのスマホを使っているかによって変わってきます。
重要なのは、その格安SIMが、どのキャリア系の通信網を利用しているかということです。
つまり、ドコモから回線をレンタルしているMVNOはドコモ系のSIMを提供しており、auから回線をレンタルしているMVNOはau系のSIMを提供しています。
SIMロックを解除しなくても、ドコモのスマホならドコモ系のMVNOを、auのスマホならau系のMVNOを、ソフトバンクのスマホはソフトバンク系のMVNOを利用すれば、そのまま使えることになります。
※SIMロックとは、スマホがドコモはドコモ系のSIM、auはau系のSIM、ソフトバンクはソフトバンク系のSIMでしか使えないようになっている状態
これを守らなくても使えるスマホもありますが、回線トラブル防止のため、必ずこれは守るようにしましょう。
現在は、ドコモが一番回線のレンタル料が安いので、ドコモ系のMVNOが業界で一番多く出回っており、次にau系です。
ソフトバンクは割高なのでほとんどMVNOがありません。
ですので、ソフトバンクのスマホはSIMロック解除をして、すべてのMVNOが使える状態に変える必要があります。
一方、アップル社が販売しているiPhoneの一部や、格安SIM会社がオリジナルで提供している格安スマホなど、もともとSIMロックがされていないSIMフリー端末もあります。
この場合は簡単で、どのSIMを差しても起動します。
mineo(マイネオ)、楽天モバイル、DMMモバイルなど。
mineo(マイネオ)、UQモバイルなど。
mineo(マイネオ)は、ドコモ・auどちらの回線にも対応している非常にわかりやすいMVNO業者です。
ここではmineoをオススメしています。
mineoをオススメする理由→おススメな格安スマホの乗り換え方法は?
ソフトバンクは、格安SIM戦争に取り残されたのかというと、そういうわけでもなく、ワイモバイルというソフトバンク系列会社があります。
ワイモバイルは、MVNOとも違う特殊な通信業者で、大手キャリアとMVNOの中間に位置する会社だと考えてください。いずれにせよソフトバンクのスマホは、SIMロック解除が必要です。
解除の仕方は、機種によって異なるので詳しくはこちらのソフトバンクのホームページをご覧ください。⇒詳しくはこちら