乗り換えには、大きく分けて3つのパターンがあります。それぞれ確認していきましょう。
従来のキャリア間の乗り換えと同じ一番シンプルな方法です。
通常、MVNOも、格安SIMカードだけでなく、独自に開発したスマホ本体も販売していますので、新品のスマホがセット価格で安く手に入ることがメリットです。
デメリットは、スマホの種類がMVNOに依存しており、あまり選べないことです。
キャリア回線の種類に合わせて格安SIMを選ぶ方法です。
もっともポピュラーなMVNOへの乗り換えパターンです。
この方法は、回線だけ変わるので、スマホ内のデータの引き継ぎなどが不要です。
特に強いこだわりがない人であれば、何が変わったのか分からないレベルです。
スマホを一緒に交換したいパターンです。中古でもOKです。
リサイクルショップやフリマサイトなどでも、中古スマホが販売されています。
格安SIMを差して使うことができ、(ソフトバンク端末はSIMフリー化の作業が必要なので、相場が低いです)なかには、新品も売られています。
たとえばiPhoneはアップルから直接買えばOKです。ですがキャリアでセット価格で契約するより高いです。
私は中古でiPhone5sを2台買って、mineoのSIMを差してガラケーだった両親にプレゼントとしました(笑)。
フリマサイトで買ったのでどちらも8,000円くらいで買えました。
新品は7〜9万円くらいですので満足しています!
さまざまな媒体でスマホを購入できるようになりましたが、スマホを個人から買う場合は以下の点に注意するようにしましょう。
傷や汚れ、破損はないか。バッテリーの持ちも考慮しましょう。
未払いの残債があると、ネットワーク制限がかかってしまいます。
また、盗難品にもこの制限がかかっていることがあります。
本体識別番号であるIMEIが分かれば、制限の有無を調べることができます。
制限のないスマホを、白ロム、逆に制限が掛かっているスマホを、赤ロムと呼ぶこともあります。
必ず白ロムを買うようにしましょう。
アクティベーションロック(盗難防止の最後の砦)がオフになっているか、スマホにパスコードが掛かっていないかをチェックしましょう。
※新しく中古端末を買う際、ドコモ系のスマホか、au系のスマホかで迷ったら、au系を買いましょう。
スマホは、乗り換えの際にスマホ(電話)が使えなくなる期間があるのですが、au系のSIMの方が短期間ですみます。
ドコモのSIMは、工場で発行された瞬間から新しいスマホに差すまでの約2日間、今までのスマホが使えません。
一方auのSIMはスマホに差して手続きをした段階で利用開始と見なされるので、差し替えの数分間使えないだけです。
また、解約の際も、ドコモのSIMはMVNOに返却する必要がありますが、auのSIMは破棄するだけでOKです。